2018年09月28日 今年もあと三ヶ月余り 制作日記 えー 関東地方、今日はいいお日和で。今年は新作、もっとガンガンつくらないとな。と 言う訳で…始まりはいつもここから。さて、何を彫るか…輪郭線描いて、切り抜いて…ざっと彫ったら…ディティールも彫り込んで、蝋型原型の出来上がり。大きさはこんなもん。ラペルピンにする予定。では鋳造所へGO!待つことしばし。鋳造から上がってきた。鋳体がきれいなので湯口の所だけ修正して…k18の硬質線から針を削り出して…ロウ付け。よく磨いてから純金の0.8mm線を翅の模様に打ち込んで…全体的にサンドブラストをかけてヘラで光らせたいところを磨けば出来上がり。オオミズアオ ラペルピンAg 925 Au 999さて、次は何を彫ろう…
2018年09月27日 続 画像多めです 制作日記 えー だいぶ涼しくなってきましたな。涼しいのは良いのですが、どうにも雨が多いようで。雨だけならまだ良いのですが、今年はどうにも災害が多いですな。また台風も来るようで、どうなりますことやら…さて、前の更新からまた一ヶ月以上も間が空いてしまいました。カサゴの続きなどを。野々垣キャストラボから鋳造から上がってきた。今回もまるっきりバリはもちろん型ずれもなし。良い仕事です。なので、湯口のみ…サクッと修正。今回は斑紋を金鑞流しで表現したいので、k14の鑞を小さく切って載せてから…流す。次に石座になるk18のシームレスパイプを5分鑞で眼のところに取り付けて、ついでに根付紐を通す穴も開けた。 小さい斑紋は純プラチナの魚子象嵌で表現するので、台に固定して0.8mmの純プラチナ線を打ち込む。打ち込んだら台から外してざっと磨き…ここで怪しげな薬品登場。金鑞を流したところに塗っては焼き、塗っては焼きを数回繰り返すとあら不思議。k14がk18の色合いに!まあこの写真だとほとんどわからないけどな。再び台に固定したら、眼にラピスラズリを留めて…胆礬酢で全体を燻したら出来上がり。カサゴ 提げ根付Ag 925 Pt999 Au750 金鑞 ラピスラズリさて、出来上がったものの、今ひとつ斑紋が物足りないような気がしてくる。どうやら細かさが足りないような気がする…というわけで、カサゴ模様細かいバージョン。これならどうよ?あ 良いかも?これならOKかな。まあどっちが良いかは好みの問題かもしれないな。ちなみに模様細かいバージョンは 花影抄 にて販売が決定。ちなみに模様細かいバージョンは 花影抄 にて販売が決定。重要なことなので2度言いました。
2018年08月20日 画像多めです 制作日記 えー 気温26℃と、先週初めごろよりは大分良い陽気になりましたな。八月ももう二十日。夏休みも残りわずかな子供たちは、さぞや心細い思いをしていることでしょう(笑)前回の記事の続きなど。塊から長辺30mmに切り出して下描き糸鋸でざっくり切り出してガシガシと魚体を削り出す。途中で腹鰭の位置がおかしいのに気がついて腹鰭を泣く泣く削り落とす。顔を大まかに彫り込んだら…腹鰭をつけ直す。胸鰭を作成。鰭が小さいのでスティッキーワックスで仮止めしてからハードワックスで固定。最後に側線を彫り込んでワックス原型完成。ちなみにカサゴです。ちょっと目が大きめなので、フサカサゴに似ているか。お盆休みが明けたので野々垣キャストラボへ持っていった。鋳造上がりは9月はじめ頃か…
2018年07月16日 手は動かさないとな 制作日記 えー お暑うございますな。関東は今日も35℃とか。まあ被災地のことを思えば何ということもないのでしょうが…営業のことを考えてサンプルを少しづつ作り貯めていました。海鮮提げ根付シリーズとか海鮮シリーズはもう少し点数が多いほうが楽しいかもしれないな と。というわけで、さてと…何を作ろうか…
2018年07月02日 夏襲来 制作日記 えー お暑うございますな。早くも梅雨明けですか…カエルを組み立てて仕上げてみた。カエル 帯留Ag925 本真珠斜めから。あ カメラまで傾いちゃった…裏面サイズはこんなもん。梅雨のうちに作って売り出すつもりだったんだけどな…販売は未定です。
2018年06月27日 追加納品 制作日記 えー お暑うございますな。まるで梅雨が開けたかのような陽気です。京都の omo さんでの展示用にズワイガニ 帯留め アクアマリン仕様とマルハナバチ 帯留め 純金 燻し縞 仕様それにヒラメ 提げ根付 黒バージョンを加えて 花影抄 に納品。ギャラリーで開催中の根付彫刻展 「お子さんといっしょ」 のために在廊していた森謙次さんとお会いして、あがり症の茂虎は緊張しながら挨拶を交わす。さてと、次はどうするか…カエルを組み立てるか…
2018年06月20日 湿気が強いですね 制作日記 えー ジメジメとしてうすら寒いようなむし暑いようなよくわからない気候ですな。もう梅雨真っ只中。工具にサビが見つかったので慌てて手入れをし直したりして…そんな中ヒラメ ペンダントヘッド 斑バージョンとかヒラメ 提げ根付 斑バージョンとか久々のマツカサ ペンダントヘッドなんかを作って MA by So Shi Te に納品 というか、置いていただけることに。で、話は変わって、来月7月に京都の呉服店 omo の和小物展に参加させていただけることになりました。「omoの楽しい和小物展」 2018.7.7~22 ※水曜定休参加作家は陶芸の泉水さん、彫刻の森謙次さん、+ 茂虎です。